『フジフイルム』のセルフプリントシステム『プリンチャオ』で、スマホの写真をプリントしたのでレビューします。
使用した感想からメリット・デメリットも正直に書いていきますので、『プリンチャオ』が気になっている人の参考になればと思います。
目次
『プリンチャオ』の特徴
プリンチャオ EX『プリンチャオ』は、自分でスマホや記録媒体を接続して写真をプリントする機械。
家電量販店やスーパーなどに設置してあるのをよく見かけます。今回使ってみて印刷もきれいだし、操作もかんたんで便利な機械だと感じました。
写真をプリントする場合に気になるのは、「きちんとした『写真』として使えるかどうか」ですよね。
Lサイズで「きちんとした写真プリント」の条件は、
- 印刷品質の良さ
- 用紙の適度な厚さ
- 表面の光沢
だと思います。
この3点がある程度のレベルなら、どこで印刷したものであれ「きちんとした写真プリント」と認識してもらえます。
結論から言うと、『プリンチャオ』で印刷した写真は3つの条件を十分に満たしており、大抵の用途では「写真プリント」として使えるものです。
さすがフジフイルムだけに、セルフプリント機とはいえ品質的にはかなりレベルが高い、そういう印象を受けました。
- 画質がかなり良い
- 価格はふつう
- 操作も割とかんたん
- 設置場所は多くない
「プリンチャオ」の機種
プリンチャオにはいくつか機種の違いがあり、『プリンチャオ W』が最新らしいです。
プリンチャオ W『プリンチャオ EX』という機種もあり、その中では「EX 4」というのが一番新しいみたい。
「W」と「EX」の違いは、調べてみたけど良くわからない…。おそらく、「コラージュプリント」とか、「デザインフレームプリント」などの機能の有り無しだと思う。
「W」でも購入したことありますが、ふつうに写真をプリントするだけならほぼ変わらない感じです。
公式サイトには「W」のページしか存在しませんが、まだまだ「EX」が設置してある場所も多いみたい。
レビューの前に、一応『プリンチャオ』の概要を書いておきます。興味のない人はサラッと飛ばしちゃってください。
『プリンチャオ』の概要
| サービス名 |
| PrinCiao EX |
| 販売会社名 |
| 富士フイルム株式会社 |
| アプリ対応スマホ |
|
| プリントサイズ |
|
| 価格 |
| 設置場所により違う Lサイズ1枚 30~40円(税込)のところが多い |
| プリンターの種類 |
| 昇華型熱転写方式 |
| 日付入れ |
| 有り |
| 自動補正 |
| 有り |
| 支払い方法 |
| 現金 |
『プリンチャオ』の画質
『プリンチャオ』には、「昇華型熱転写方式」のプリンターが内蔵されています。
「昇華型熱転写方式」は特殊なコーティングがなされた専用紙に、インクを使って印刷する方式で、証明写真ボックスなどでも使用されているプリント方式。
正直、「昇華型熱転写方式」は一般的に画質が良いと言われている「銀塩プリント」や「インクジェットプリンター」とくらべて、あまり画質が良くないという先入観があったのですが、今回『プリンチャオ』のプリントを見て良い意味で裏切られました。
今回は人物の写真をプリントしたので人物の写りの感想になりますが、とにかく人肌の色が良いんですよね。
さすがは天下のフジフイルム。色調はニュートラルな感じ、ちょっと明るめに出る設定で人肌がキレイに見えます。
線もきっちりとシャープ。もやっとした感じは全然ありません。
総じてかなりレベルの高い印刷で、大抵の場面では「写真」として通用するでしょう。
表面は光沢があり、高級感もまずまず。
紙はある程度の厚みがあり、普通紙のようにペラペラではありません。
「フジフイルムサーマルフォトペーパー」の表記。
- 画質はかなりレベルが高い
- 光沢あり
- 紙はコシあり
『プリンチャオ』と銀塩プリントの画質比較
『プリンチャオ』の画質を、一般的に画質が優れいてると言われている「銀塩プリント」と比較してみましょう。
銀塩プリントは、街の写真プリント店や昔ながらのカメラ屋さんで採用されているプリント方式。
今回は店舗型プリント店の「カメラのキタムラ」と、スマホからも注文できるネットプリントの「しまうまプリント」を比較相手に選びました。
解像感というか、線のシャープさ、カッチリさ加減は、どのプリントもほぼ優劣はありません。
細部をよ~く見ると、顔の肌の諧調が銀塩プリントのほうがなだらかな感じもします。けど、まあパッと見で判別できるような差ではないです。
写真プリントで差が出やすい「明るさ」「色味」の面ですが、「プリンチャオ」はかなり明るめなことがわかります。
これは人物の写真としては明るめだと雰囲気も良くなりますし、良いと思う。
色味は、3つをくらべると「プリンチャオ」はニュートラルな感じ。「しまうまプリント」は少し赤め。
ここらへんは好みの問題なので、どれが優れているとかはないでしょう。
3枚をならべてくらべてみると、「プリンチャオ」が劣っているという感じはまったくなく、同等の画質を持っているプリントに見える…という印象です。
『プリンチャオ』の価格
『プリンチャオ』の価格は、地域や設置場所により違います。
Lサイズ1枚30~40円ほどになっているケースが多いようです。
店舗型の写真プリント専門店では「Lサイズ1枚40円」程度が相場ですので、『プリンチャオ』は写真プリントとしては普通の価格と言えるでしょう。
ネットプリントでは「Lサイズ1枚10円以下」で購入できるので、価格的には写真プリントを『プリンチャオ』より安く手に入れる方法は存在します。
しかし、設置場所が近くにあるのなら、すぐに手に入るキレイな写真プリントということでまあ妥当な価格かなと思います。
- Lサイズ1枚30~40円ほど
- 価格は相場から考えるとふつう
- ネットプリントはもっと安い
『プリンチャオ』の印刷時間

『プリンチャオ』の印刷にかかる時間はどれくらいでしょうか。
今回、実際プリントにどれくらいの時間がかかっているのか測ってみました。厳密に計測したわけではないので参考程度にしてください。
2枚のプリントを同時に注文しました。
- 1枚目 約28秒
- 2枚目 1枚目から2秒後
最初の1枚が出てくるまで28秒。
後は次々に出てくる感じ。待たされた感覚はほとんどないくらいの時間です。
- ほんとにすぐ出てくる
『プリンチャオ』の使い方
今回は『プリンチャオEX』で、スマホから写真をプリントする場合の使い方を紹介します。
iPhone、Androidともに、ホントにかんたんにプリントが可能。
「ちょと面倒かな?」と思っていくと、拍子抜けするくらいスムーズに最後までたどり付けますのでご心配なく。
iPhone の場合
スマホからの印刷では、専用のアプリを使用するとスムーズです。
事前にダウンロードして、印刷する写真の選択を済ませておきましょう。
最初の画面です。
上段右側の「スマホからプリント」を押します。
下段、左側の「iPhoneからの読込」を押します。
「設定アプリ」を起動。
「wifi設定」を選択し、ONにする。
表示されているネットワークを選択。
パスワードを入力して接続します。
専用アプリ「FUJIFILMおみせプリント」を起動して、画像データを送信しましょう。
「フチなし」「フチあり」が選べます。
各写真に「印刷範囲のトリミング」や「色調整」「文字入れ」などが行えます。
日付の有り無しも指定可能。
ただし、「美肌」だけは1枚につき10円の追加料金がかかります。
10円…さすが商売がうまい!
各種設定を決めたら、下部にある投入口からお金を入れてスタート。プリントの排出口も下にあります。
印刷後には領収書の発行もできます。
持ち帰り用の封筒は、必ずあるとは限らないのでご注意ください。
Androidの場合
Androidの場合、プリンチャオEX3用の専用アプリがあります。
アプリ「おみせプリント」との差は良くわかりません。まあ「おみせプリント」のほうが無難かな?
おそらくどちらでも可能なことは一緒だと思うんですけどね。事前にアプリをダウンロードして、写真を選択しておきましょう。
「スマホからプリント」を選択。
「Androidからの読込」を押す。
接続番号が出ます。
アプリのほうでも番号を入力。
ここから先はiPhoneの手順と一緒です。
『プリンチャオ』の長所短所・メリットデメリット

『プリンチャオ』の長所と短所をまとめてみます。
『プリンチャオ』の短所
- 設置場所が多くない
- 価格が安くない
設置場所が多くない
『プリンチャオ』の設置店舗はあまり多くありません。
「設置店舗を探してみたら、近くには無かった」ということもあるので、コンビニの写真印刷にはその点では劣っています。
価格が安くない
『プリンチャオ』の「Lサイズ1枚30~40円」という価格は、写真プリントの価格としてはそんなに安いほうではありません。
たくさんの写真を印刷したいときはネットプリントなどを検討したほうが良いでしょう。
『プリンチャオ』の長所
- 画質がキレイ
- すぐにプリントできる
画質がキレイ
『プリンチャオ』の画質はレベルが高くほんとにすばらしいと思います。さすがはフジフイルムですね。
すぐにプリントできる
『プリンチャオ』の設置場所を知っているのなら、短時間ですぐにスマホから写真を印刷することが可能です。
機械の操作も難しくなく、「すぐに写真プリントを手に入れたい人」には合っているのかな、と。
『プリンチャオ』のまとめ
『フジフイルム』のセルフプリントシステム『プリンチャオ』。今回プリントしてみて、画質のレベルの高さに驚きました。
写真の品質は銀塩プリントやインクジェットプリンターとくらべても、パッと見は決して劣っていないように感じます。
「設置場所が近くにあって、印刷枚数が多くない場合」には、かなり重宝するのではないでしょうか。
ただ、設置店舗が遠かったり、印刷枚数がかなり多い場合は、コンビニプリントやネットプリントなどの手段も考えたほうが良いかもですね。


